マンダリンオリエンタル東京


◆デラックスキング
【プラン】MO cool summer(一休)
【料金】52,000円(税サ込)+東京都宿泊税200円
【日時】2006年7月

☆シャワーブース○
☆バスローブ…○

 

 2005年12月に開業したマンダリンオリエンタル東京(以下MO東京)に宿泊してきました。泊まりたい泊まりたいと想いながら、レートがなかなか下がらないので躊躇していました。ただ泊まるだけで5万円台後半はいくらなんでも高すぎます。すばらしいと思うんですがやはり高いのです。1月の成人の日3連休後の平日に45,000円くらいの特別料金が一休から出たのが1番安かったです。2月の閑散期、GW明けなどに特別料金が出ることを期待しているのですがなかなか出ませんでした。
 そして7月を過ぎ、夏休みシーズンを迎えるとやっと一休よりお得なプランが出てきました。日平日が52,000円、休前日が57,000円のMO cool summerです。5万円は超えていますが、朝食とスパのヒート&ウォーターエリアの利用が可能なプランでそれを考えると結構お得です。(プラストリートメントの割引券8,500円分も付く)うれしいことに今まで金曜は休前日料金を適用でしたが、夏の閑散期は平日料金の適用となります。
 (後で知るがホテルのHPからだと素泊まりで4万5千前後で泊まることが出来た。マンダリンデラックスルームでも5万円まで行かなかったと思う。スパはなくても良かったのでこちらの方が良かったか。)

 いざ、MO東京へ。地下鉄利用です。三越前駅が最寄り駅なのですが半蔵門線からだとかなり歩きます。地上に出るとホテルのある日本橋三井ビルはすぐ分かりました。ただ、ホテルのエントランスが分かりません。ビルに入ればどこかにホテルにいくドアがあるでしょうが、車寄せとかもチェックしたいので外をうろうろします。
 ぐるーとまわってやっとエントランスを発見しました。地味です。車、タクシー利用だと下記写真のエントランス利用となります。そこへ歩いて入ると目立ってしまうのでまたビルに入りそこからの連絡口よりホテルに入ります。案内係?ベルボーイが立っていて宿泊である旨を告げると、荷物を持ち、エレベーターまで誘導してくれます。このエレベーターは1,2Fと37F、38Fを結ぶだけなのですが、距離が長いためか、三つしかないためか結構待つように感じます。
 レセプションは38Fの最上階にあります。フロントの後ろも吹き抜けの窓のためものすごく明るく、眺めが良かったです。プランは東側低層階のデラックスルームになります。そんなに泊まる機会もないので追加料金を払ってでも西側のマンダリンでラックスルームに変更を申し出ようと思いましたがやめときました。朝刊について聞かれたついでに今日の朝刊をなんでも良いからとお願いしておきます。なお、スパの利用に関しては宿泊予約時にスパの利用時刻の予約もしておきます。今回は17時半で申し込んでいましたが、チェックインが早かったので、スパの利用も早めにお願いしてきます。4時半は不可で、4時からとなります。
 

 若いベルガールの案内で部屋に向かいます。先ほどのエレベーターとは逆方向に宿泊者専用のエレベーターがあります。つまり、ホテルから出るにはいったん37Fまであがりまた降りるという、ちょっと手間が掛かります。
 部屋へ。ベルガールがドアを開けます。同時にカーテンが自動的に開きます。思わず「すごい!」とつぶやいてしまいました。「チェックイン後最初にドアを開けたときカーテンが開くようになっとおります」とのこと。さすが最新ホテルです。
 広さについては申し分ありません。モダンすぎず、微妙にシノワ風なインテリアが絶妙です。眺めは東京下町ヴュー東側です。事前情報より眺めが地味なのを了解済みです。高い建物がないのでこの方がいいや、とこのときは思っていました。
 しばらくしてチャイムがなります。何事かと思い出ると、ベルガールが夕刊5紙、朝刊5紙をもち「お持ちください」とのこと。チェックイン時のリクエストの対応です。せっかくなので夕刊2紙、今日の朝刊2紙をもらいます。すごいね、MO東京。コスト的にはたいしたことないんでしょうが、うれしいサービスです。

 <THE SPA at MO TOKYO>
スパは37Fにあります。エレベーターをおりるとすぐ受付があります。申し出るといったん、脇のソファに座り待つことになります。3人ほどいる受付はすべて女性。落ち着いた感じの洋装の女性に20代半ば?私服ではへそだしとかしそうなギャル風の女の子がなぜか和服で似合いません。で、レモンウォーター?に、おしぼりのサービスを受けます。さらに、問診表みたいなもので健康状態のチェックをします。靴は自分でロッカーにいれるのではなく、スタッフが預かってくれます。サンダルにはきかえます。そしてロッカーの鍵を渡されます。案内は男性がするとのこと。しばらくして、40代くらいの中国人風の男性がきて、スパへ向かいます。
 思ったより小さいロッカーエリアでした。簡単な説明を受けます。私以外利用者はいません。パウダーエリアより西側の景色が眺められます。ロッカーへ。中にバスローブとバスタオル、歯ブラシ、髭剃り、ブラシ、マウスウォッシュ等が入っています。
 ヒート&ウォーターエリアへ。だれもいません。シャワーブースが入り口に二つあり、軽くからだを流します。しかし温度調節等非常に分かりにくいシャワーです。そしてウォーターエリアへ。ぬるめのお湯といった感じです。ボタンを押すとジェット水流が出てきます。浅いので、寝そべりながら景色を見ると最高です。西側は東京駅周辺、丸の内、皇居が見渡せ最高です。まだ平日の午後、まだ働いている人がいるのに申し訳ない気分です。西側を見てしまうと東側の眺めに不満を感じざぜるを得ません。
 そしてヒートエリアこちらは深く、ミニプールといった感じでした。こちらもボタンを押すとジェット水流が出てきます。窓際にドライサウナがあり、寝そべり景色を眺めることが出来ます。奥にミストサウナもあります。さらに奥はトリートメントルームですね。別にシャワーブースがあり、バスタオルと氷?があります。
 出ます。しかし、足拭きマットが出口にありません。濡れたままサンダルを履くのか?後で知るが共用棚に足拭きマットがあったので自分で持ってはいるのか?複数で利用するときはどうするんだ?
 しかし、フェイスタオルがない?、バスローブの予備もない、洗面台の横にハンドタオルは山積みなっているのだが。タオルスリッパもありません。スパ着もありません。微妙に不満です。ほかならともかくMOですからね。また、整髪料等もヘアースプレーとボディローションのみでした。ヘアトニック、アフターシェイヴローションなどはありません。
 で、次の客、白人男性が入ってきます。これなら4時半でも大丈夫だったと思います。まあ占領できてよかったですが。冷蔵庫にオリジナルのミネラルウォーターがあります。部屋においてあるのと、キャップが違っていました。
 リラクゼーションルームは?探しますが分かりません。まさか、ない?ありました。薄暗く、中国風のBGMがかかった、角度が調節できるベッドが三つほどある部屋です。小皿にドライフルーツとミックスナッツが置かれています。あと、水差しにミネラルウォーターと赤色の謎の飲み物がありました。ここは最高でした。本当に癒される雰囲気でした。すぐ、白人男性が入ってきてちょっと居心地が悪くなってしまいましたが。

 スパについては、プランに入っていたので利用しましたが、正直、別料金を払ってまで(料金分かりませんが)利用する価値があるとは思えませんでした。眺めとリラクゼーションルームはすばらしいです。しかし、細かい備品等の不足が目に付きます。それに狭いとまで言いませんが、広くもありません。これがランクの低いホテルならともかくMOですからね。
 

ホテルのエントランス自体は地味です。地下鉄利用ですと(私も)、ビル側の出入り口を利用することとなります。
窓側よりベッド方向です。
ドア側から窓方向です。
最近のホテルとしては珍しくデュペスタイルではなくベッドカバー(写真では分かりにくいかもしれません)を採用しています。
壁くくりつけのベッドサイドテーブルです。
ソファ&オッドマンです。心地よく座れます。
クッションにコーヒーテーブルです。
大型デスクです。向い側にもうひとつ椅子があるのでテーブルとしても利用できます。
ベッドルームよりバスルームを。パウダーエリアが見えます。
シャープ製の45型?液晶TVです。壁掛けではなく左右に画面を振ることが出来るのがうれしいです。
しかし、リモコンの反応が鈍いのです。自宅のTVもシャープ製で同じです。ホテルで同じことを感じました。
 BS、地上波デジタルはほぼ対応しています。プラスJスポーツ1,2、CNN,BCC,KN(韓国)など。UHFには対応していません。 
ヤマハ製のDVDプレイヤーです。
ピンぼけました。TVの左下側のとりにくいところにグラス類があります。ターンダウン時に場所が移動します。
タンブラー、オンザロック用、ワイン用というよりシャンパン用グラスが各2個づつありました。
冷蔵庫です。350u缶ビールがアサヒプライム850円(以下省略)、同スーパードライ800、サントリープレミアムモルツ750、エビス750、クラシックラガー700、ギネス750でした。メモに間違いがなければスーパードライのほうがプレミアムモルツより高いことになります。シャンパンクリックグランハーフボトルが17000円。純米酒900円。
ソフトドリンクはほぼ350円です。マンダリンオリジナル缶オレンジジュースも350、スムージーというブランドの?ジュースが600円、ファイヤーフライトニックというブランドの瓶ジュースが800円と高くなっています。
日本ではあまり見ないミネラルウォーターの類があります。
オレッツアスパークリングウォーター700円(以下円省略)、シェルドランミネラルウォーター1000、VISS700,オキシジャイザー700、レモングラスウォーター600でした。
ウィスキー等です。シーバスリーガル900円、オールドパー1100、メーカーズマーク800、グランリベット900、カミュイルドレ1500、ジン・ウォッカは900でした。
スナック等です。300円〜400円でした。
TVのとこにポツンと置かれた電気ポットです。
お茶セットです。紅茶、ウーロン茶、煎茶、ブーディ茶?が各2。
バッテリー不足のため写りがあまりよくありません。
朱色のレターケースがありました。
テクノロジーキットなる灰色の箱と接続端子です。
ケーブル類は4種類ありました。いわゆるLANケーブル、オーディオケーブル、ビデオケーブル、もう1種は不明?
インターネットは接続するだけで設定不要で利用できました。料金は無料です。
ipod nanoに接続しました。接続は正しいのに音を出ません。問い合わせるとipod側の音量レベルを最大にする必要があるとのこと。最大にしてもそれほど音は大きくなりませんでした。

ふたを開けると簡易ドレッサーとなります。
バスルーム入ってすぐのシンクです。以外に小さいシンクでした。
ブラインド越しにベッドルーム、窓が見えます。
ティッシュはベッドサイドにもあります。タオルはハンドタオル4、フェイス2、バス3、足拭きマットが1でした。
アロマセラビー製?のアメニティです。シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、ボディローションです。同ブランドでフェイスソープとバスソープがあり、あとマンダリンオリエンタルオリジナルのバスソープがありました。
歯ブラシ、髭剃り等です。
左は体重計です。右上のポーチの中にドライヤーが入っていました。
楕円形の広さも十分、使い勝手も良い最高なバスタブです。
バスピローが常備されています。
バスタブに向かって左側の壁に、13型?位の液晶TVが備えられています。
無料のミネラルウォーターにオリジナルバスソルトです。
タオル類は豊富にあります。
シャワーブースはバスタブの横にあります。特に仕切りはありません。微妙にバスタブ方向に水がはねます。
レインシャワーに固定ヘッドシャワーです。
バーで高さを調節できるハンドシャワーもあります。
シャワーブース内のスポンジ、石鹸、ハンドタオルです。
トイレはシンクの横にあります。こちらは曇りガラスのドアがあります。
このようにパウダーエリアから」ベッドルーム、窓外を眺めることが出来ます。自然光が入るのは良いですね。
キャビネット内のブラシ、シュ−ケースです。
セーフティボックスです。
ベッド足元のラゲッジ台内にある扇子、寝巻き(ナイトシャツ風?)、タオルスリッパです。
クローゼット内のハンガーの数は十分あります。
傘に(有料?使ったら返せばいいのでしょうか)、ヨガマットです。
入り口すぐ脇にある、パススルーボックスです。深夜の靴磨きを頼んだり、新聞等を入れたりするわけです。物が入るとランプ等で表示されます。対人折衝がうっとうしい場合は楽ですね。
このように新聞等が(ちょっと移動しましたが)置かれるわけです。
ベッドルームからエントランス部を。
ターンダウン後のベッドです。天井から吊り下げるタイプのベッドサイドライトが部屋のメインの照明となります。つまりあまり明るくありません。
ターンダウン後に置かれた、ベッドサイドのアロマオイルと皿です。なんともいえない香りが漂います。
グラス類も使いやすい場所に移動されています。氷も用意されます。
赤い三角印が私の部屋です。
東側はかなり地味な夜景となります。
金曜の夜なのに暗すぎます。
昼間です。曇っているので映りが良くありません。
特に目立った建物等はありませんでした。

 <ターンダウン>
 ・ベッドカバーをとりデスク脇にたたむ。デュペをめくる。ただし、クッションははずさない。
 ・ベッド上に朝食のルームサービスのタグを置く。スリッパをベッドサイドにそろえる。
 ・ベッドサイドにフレグランスオイルと小皿をセットする。
 ・カーテンは閉め、ベッドサイドライトのみの照明とする。
 ・ゴミ箱内の片付け、ティッシュ、トイレットロールの先を折る。
 ・使用済みのグラスの交換および氷の用意、グラスセットを上に移動する。
 ・タオル等の交換、バスルームの簡単な清掃。
 *ミネラルウォーターのベッドサイドへのセッティングはなかった。
 
 

 朝食は「ケシキ」へ。37F西側にあり眺めは最高です。プランですとエナジーBF(アメリカン)となります。ブッフェはやっていません。朝6時からの営業はかなり珍しいですね。エッグベネディクトがおいしかったです。

 部屋自体、見た目・雰囲気は良いのですが、微妙に使いづらい面があります。そう、良いのですが、値段が高くコストパフォーマンスが悪い感じがします。また眺めに関して言うと、西側の高層階なら皇居が見えますが、低層階ならちょっときつい感じもします。共用スペースの夜の雰囲気は良かったです。
 とはいえ、次回はぜひ西側の部屋に泊まりたいと思います。レートが低いときを狙ってチャレンジしたいと思います。
 


 

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